耳下腺腫瘍〜針生検〜
移ったB病院では、
初診は、耳下腺腫瘍の権威といわれる教授がする。
患部をよく触って確認し、
ホワイトボードに図を描いて説明してくれた。
ついでに、
なぜか鼻と耳の中も診られた。
なんで鼻?
hanaの持論として、
よく触診する医者には名医が多く、
図に描いて説明するおじさんには、持論をしっかりもつ人が多いと思う。
だから、教授には安心感を感じた。
ただのハロー効果かな。
その後、
日を改めて、
MRIで腫瘍の位置と形状を確認し、
エコーで針生検もした。
ちなみに、
MRIは狭くてうるさい筒に20分も入れられて、
途中、何度か「わ〜っ」ってなりそうになった(笑)
針生検は、
やっぱり、ちょっと痛かった。
でも、耐えられないような痛みではないです。
恐怖が痛みを増大させるから、
こういう時は、必要以上に怖がらないことが大切だと思う。
でも、針生検は終わってからも地味な痛みが続き、
夕食時にも、唾液が出る痛みで呻いてしまった。
(これは翌日には治っていた)
後日、MRIと針生検の結果が出た。
良性の多型腺腫だろうと言われた。
「だろう」というのは、
針生検の結果は100%ではないため。
腫瘍の一部にのみ針を刺すわけで、
そこに癌細胞は無かったということ。
なので、
針生検で良性と言われていても、
手術で摘出した腫瘍を調べたら、
悪性だったというケースもあるらしい(゚o゚;;
また、
耳下腺の腫瘍は良性悪性ともに多彩で、
腫瘍の種類を確定するのは難しいとのことだった。
でも、
ひとまず良性とのこと。
正直、ホッとした。
多型腺腫は良性の中で最も重要多く、
40歳以降の女性に多いのだそう。
また、医師によると
10年で1割が悪性化すると言われているのだそう。
なので、
やはり、摘出することを勧められた。