耳下腺腫瘍〜病院選択〜
耳下腺腫瘍は、
4:1くらいで良性の方が多いのだそう。
悪性のもの(つまり癌)は、
10万人に一人しかかからない希少癌だという。
良性でも10万人に数人なのだから、
大病院でも耳下腺腫瘍を扱うのは年に数人レベル。
しかも、
耳下腺付近には、顔面神経が張り巡らされていて、
顔面神経を温存して腫瘍のみを摘出するという手術は、
けっこう難易度が高いらしい。
また、良性であっても、
再発し得るらしかった。
そんなことを総合して考えると、大学病院規模の医療機関でないと、
難しい手術だということがわかった。
ここまで検査をしてきたA病院でも、
耳下腺腫瘍摘出術は出来るらしい。
でも、
少しでも顔面神経を傷つけず、
なるべく再発しない技術をもつ病院でした方が良い、
日本で最多の手術件数を誇るB病院が
車で2時間程度のところにあるのだから、
そこまで行ってはどうか?
と、
夫や親友のコナンちゃんに言われた。
たしかに、
どうせ切るなら「これ以上の病院は無かった」と
思えるところが良いかも。
そもそも、
良性か悪性かわからないし
切るか切らないか決めてないけど、
針生検は、途中で転院したりして、何度もしない方が、
腫瘍のために良いだろうし。
だったら、
針生検から先は
切るならココ!と思える病院でやろうと、
自宅から2時間のB病院に
紹介状を書いてもらった。